ヨガスタジオ開業は物件が9割といっても過言ではありません。
立地、広さ、家賃など物件を選ぶ時には
いろんな条件を検討する必要があります。
今回は僕が実際に物件を決めた方法をご紹介します。
物件の選び方3ステップ
①コンセプトからエリアを探る
まずはどういったコンセプトのスタジオが
やりたいかを軸にエリアを絞りましょう。
例えば「仕事帰りのOLさんを癒すスタジオ」であれば
ビジネス街付近で、
「主婦に非日常空間を味わいながら身体を整えるスタジオ」だと
人口の多い住宅街がターゲットエリアになります。
しっかりとしたコンセプトがあればエリアはおのずと決まってきます。
逆に最初からエリアが決まらないとなると、
もう少しコンセプトを見直す必要があるかもしれません。
②レッスン単価から広さと家賃を導く
ある程度場所が絞り込めたら実際に物件を探してみましょう。
今だとネットで検索すれば多くの物件情報が閲覧出来ます。
次に考えたいのが「利益を出すにはどれくらいの広さが必要か」です。
レッスン単価×1日の集客数×営業日が1ヶ月の売上です。
その売上から家賃を含む経費を引いたものが利益になります。
広い方が一度に集客できる数は増えますが、
もちろん家賃も高くなります。
ですのでまずレッスン単価を基準に考えると良いです。
1レッスン2000円であれば1日15人きたら運営できそうだな、
じゃあ1つのクラスに8人くらい入る広さで大丈夫そうだな、
という感じです。
周りにどのくらいの競合がいるかによって変わるので一概に言えませんが、
オープン当初の集客は難しいので、
最初は小さく始めるのがおすすめです。
10人くらい入る広さでも充分に利益は出せますし、
うまくいけば後から広いスタジオに移転すれば良いと思います。
場所と広さがわかれば家賃相場がわかります!
↑僕が運営しているスタジオ。小さなスタジオですがそれでも10人はマットが敷けます。
ヨガのスペースは約 5.2m × 4.3m の広さです。
③事業計画書におとしこむ
実際に事業計画書に数字をおとしこんでみましょう。
客数、月平均利用数、単価など詳細に数字を入力することで
その物件で運営していくことが可能なのかがわかってきます。
事業計画書の書き方については
また今後書く予定です。お楽しみに!
事業計画書通りに経営が出来るとはかぎりませんが
ある程度数字を把握しておくことが大切です。
最後は実際物件を回ってみて、良いなと思った場所に決めましょう!
ヨガスタジオをやるうえで物件はめちゃくちゃ重要です。
しっかりと数字を見極めたうえで契約することをおすすめします。

